県政に対する世論調査の結果が12月20日に公表されました。これは昭和50年から毎年行なわれている調査です。
調査結果を見ると、県政への要望についてはここ数年は「高齢者福祉の充実」がトップでしたが、今回「災害対策」が僅差で上回りました。
災害が少ない我が県においては意外な結果です。おそらくは中越沖地震や、夏の千葉県東方沖地震の影響でしょう。
災害対策の第一歩は、私たち一人ひとりが災害を他人事と思うのではなく、常にわが身のこととして日常備えることだと思います。
そういった点で、災害に対する意識が高まったということは非情に意義深いといえます。
話は変わりますが、世論調査というのはどれほどの信憑性があるのかということを常々考えます。
新聞・テレビ等での政党の支持率がいい例ですが、調査の仕方に結果が左右されやすいという事実があります。
その一方で、選挙の際の調査は非常に正確であるという実感もあり、最近の調査手法が高度になってきていることも感じます。
政治活動をしていく中で、メディアの行なう世論調査というのはとても気になります。
しかし、自分自身が町の中で感じることや地域の方々と話をする中で思うこと、そういった直感の部分を大事にしていかなければならないと思っています。
世論調査の結果と自分の感覚がもしずれていたとしても、優先すべきは私自身が自分の目で見たものや経験として感じたことであるべきだと、肝に銘じていきたいと考えております。
明日で仕事納めの方が多いと思います。皆様一年間おつかれさまでした。ではでは。
調査結果を見ると、県政への要望についてはここ数年は「高齢者福祉の充実」がトップでしたが、今回「災害対策」が僅差で上回りました。
災害が少ない我が県においては意外な結果です。おそらくは中越沖地震や、夏の千葉県東方沖地震の影響でしょう。
災害対策の第一歩は、私たち一人ひとりが災害を他人事と思うのではなく、常にわが身のこととして日常備えることだと思います。
そういった点で、災害に対する意識が高まったということは非情に意義深いといえます。
話は変わりますが、世論調査というのはどれほどの信憑性があるのかということを常々考えます。
新聞・テレビ等での政党の支持率がいい例ですが、調査の仕方に結果が左右されやすいという事実があります。
その一方で、選挙の際の調査は非常に正確であるという実感もあり、最近の調査手法が高度になってきていることも感じます。
政治活動をしていく中で、メディアの行なう世論調査というのはとても気になります。
しかし、自分自身が町の中で感じることや地域の方々と話をする中で思うこと、そういった直感の部分を大事にしていかなければならないと思っています。
世論調査の結果と自分の感覚がもしずれていたとしても、優先すべきは私自身が自分の目で見たものや経験として感じたことであるべきだと、肝に銘じていきたいと考えております。
明日で仕事納めの方が多いと思います。皆様一年間おつかれさまでした。ではでは。
昨日で一般質問が終わりました。
本日は午前に委員会を行い、午後のあいた時間を利用して東葛テクノプラザと、県内の産学官連携の拠点である東京大学柏の葉キャンパスを見てきました。


東葛テクノプラザの電波暗室の写真です。
この電波暗室は現在非常に需要が高まっており、2〜3ヶ月先まで常に実験予定が埋まっているそうです。

柏の葉キャンパスの、磁気圏型プラズマ実験装置です。
真空になった内部に超伝導コイルを磁気浮上させて、それが作る天体のような磁場でプラズマを閉じ込める装置だそうです。
天体の磁気圏に似た構造のプラズマを実験室に作り出し、物質の極限状態におけるエネルギーの発生利用制御や、さまざまな形態をとるエネルギーの効率的利用と環境適合性などを調べる――と説明されましたが、福岡で視察した三次元ナノ超構造多元解析超高圧電子顕微鏡と同じく、あまりにも高度な技術であり、凄いことをやっているのだということくらいはなんとなくですが理解できました。
柏キャンパスは、駒場や本郷のキャンパスと違った位置づけをされており、学融合や領域横断的研究をメインとしています。産学官の連携や地域連携にも非常に積極的で、講演会やベンチャー企業からの技術相談など、大学の知的財産を広く活かすことに取り組んでいます。
産学官連携とはそもそも、大学・研究機関などで開発された技術やノウハウを民間企業が産業化へ結びつけるものであり、研究成果がビジネスにおいてどのように展開されていくのかということが重要です。
今回の東京大学や以前の九州大学などで拝見させていただいたさまざまな成果は、素人の私から見ても非常に素晴らしい技術であることが分かります。
しかしそれがはたして市場の中で本当に需要があるのか、また、需要があると分かった場合にどのように市場に出していくのか、といったことを一連の流れとしてきちんと戦略をたてないと、ビジネスとしては成功しないのではないかと思うのです。
私も地元の色々なベンチャー企業の方々と交流を持つ機会がありますが、やはり大学の敷居はいまだに高いようで、「学」との交流がなかなか上手にとれていない現状があります。
優れた技術であっても民間に活用されなければ、これはとても勿体ないことだと思います。
そんな中、上述した東葛テクノプラザには、県内にキャンパスがある複数の大学が研究交流オフィスを設けていて、これによって地域の中小企業と大学側の情報交換や連携が盛んになり、産学双方にとって非常にいい影響が出ているとのことでした。また、柏の葉キャンパスが積極的に民間企業の技術相談に乗っていることなども、素晴らしい取組であると思います。
こういった産と学との橋渡しを、まずは官が行なっていかねばならないと考えます。
これまでの産学官の連携は、行政側が方向性を決め、予算もおさえた上で行っていく形でした。そのために税金も取っていたわけで、つまり民間企業が儲けの一部を税金として払い、その税金を国が研究機関に予算として渡していたわけです。
しかし、これからの産学官連携は、こういった形で行政が介在する必要性は薄れていくと思います。
今後は、企業から研究機関にダイレクトにお金が流れるような仕組みがメインとなるでしょう。たとえば柏の葉のキャンパスでは、共同研究費としてではなく、民間企業が社会貢献の一環として研究機関に寄附をおこなっています。
国立大学が国立大学法人として独立行政法人法が適用されるようになった現在、大学も経営面で非常に厳しくなっています。研究の質をさげないためにも、企業からの寄附金は重要となっていくことでしょう。
そうなると、官の役割はこれまでとは変わってきます。
権利の保護をしたり、税制面での優遇措置をとるといった政策誘導によって、産学の連携できる環境作りをしていくことが大切であると考えます。
本日は午前に委員会を行い、午後のあいた時間を利用して東葛テクノプラザと、県内の産学官連携の拠点である東京大学柏の葉キャンパスを見てきました。


東葛テクノプラザの電波暗室の写真です。
この電波暗室は現在非常に需要が高まっており、2〜3ヶ月先まで常に実験予定が埋まっているそうです。

柏の葉キャンパスの、磁気圏型プラズマ実験装置です。
真空になった内部に超伝導コイルを磁気浮上させて、それが作る天体のような磁場でプラズマを閉じ込める装置だそうです。
天体の磁気圏に似た構造のプラズマを実験室に作り出し、物質の極限状態におけるエネルギーの発生利用制御や、さまざまな形態をとるエネルギーの効率的利用と環境適合性などを調べる――と説明されましたが、福岡で視察した三次元ナノ超構造多元解析超高圧電子顕微鏡と同じく、あまりにも高度な技術であり、凄いことをやっているのだということくらいはなんとなくですが理解できました。
柏キャンパスは、駒場や本郷のキャンパスと違った位置づけをされており、学融合や領域横断的研究をメインとしています。産学官の連携や地域連携にも非常に積極的で、講演会やベンチャー企業からの技術相談など、大学の知的財産を広く活かすことに取り組んでいます。
産学官連携とはそもそも、大学・研究機関などで開発された技術やノウハウを民間企業が産業化へ結びつけるものであり、研究成果がビジネスにおいてどのように展開されていくのかということが重要です。
今回の東京大学や以前の九州大学などで拝見させていただいたさまざまな成果は、素人の私から見ても非常に素晴らしい技術であることが分かります。
しかしそれがはたして市場の中で本当に需要があるのか、また、需要があると分かった場合にどのように市場に出していくのか、といったことを一連の流れとしてきちんと戦略をたてないと、ビジネスとしては成功しないのではないかと思うのです。
私も地元の色々なベンチャー企業の方々と交流を持つ機会がありますが、やはり大学の敷居はいまだに高いようで、「学」との交流がなかなか上手にとれていない現状があります。
優れた技術であっても民間に活用されなければ、これはとても勿体ないことだと思います。
そんな中、上述した東葛テクノプラザには、県内にキャンパスがある複数の大学が研究交流オフィスを設けていて、これによって地域の中小企業と大学側の情報交換や連携が盛んになり、産学双方にとって非常にいい影響が出ているとのことでした。また、柏の葉キャンパスが積極的に民間企業の技術相談に乗っていることなども、素晴らしい取組であると思います。
こういった産と学との橋渡しを、まずは官が行なっていかねばならないと考えます。
これまでの産学官の連携は、行政側が方向性を決め、予算もおさえた上で行っていく形でした。そのために税金も取っていたわけで、つまり民間企業が儲けの一部を税金として払い、その税金を国が研究機関に予算として渡していたわけです。
しかし、これからの産学官連携は、こういった形で行政が介在する必要性は薄れていくと思います。
今後は、企業から研究機関にダイレクトにお金が流れるような仕組みがメインとなるでしょう。たとえば柏の葉のキャンパスでは、共同研究費としてではなく、民間企業が社会貢献の一環として研究機関に寄附をおこなっています。
国立大学が国立大学法人として独立行政法人法が適用されるようになった現在、大学も経営面で非常に厳しくなっています。研究の質をさげないためにも、企業からの寄附金は重要となっていくことでしょう。
そうなると、官の役割はこれまでとは変わってきます。
権利の保護をしたり、税制面での優遇措置をとるといった政策誘導によって、産学の連携できる環境作りをしていくことが大切であると考えます。
今日は午前午後とも定例県議会の一般質問がありました。
昨日は午前が代表質問、午後一般質問で、途中休憩をはさみ6時間座りっぱなしの一日でありましたが、お昼に一期生で今後の議会改革についての会議を開きました。
7月の記事でも議会改革についての必要性を訴えておりましたが、地方の時代といわれる中での地方議会のあり方について真剣に議論を重ねていかねばならないと考えており、まずは一期生だけで意見交換の場を設けたのです。
以前書いたように、県議会は年に4回、合計80日程度しか開催されません。
定例県議会一回あたり約20日間の会期なのですが、この短い期間の中で連日朝から夕方までぎっしり本会議と委員会で埋め尽くされているのが現状です。
たとえば国会では、本会議は火曜日と金曜日に定例的に開催することになっています。それ以外の曜日には、委員会や党の会合、議員同士の会合が毎日数多く開かれています。
議員同士の会合の多くは、議員連盟と呼ばれる会合です。皆様にはあまり馴染みがないかも知れませんが、我々議員は、国会でも地方議会でもたくさんの議員連盟に所属しています。これは各種の目的のために自主的に結成する会であり、委員会などとは違って所属が義務づけられているものではありません。
専門家の方々を招いたり各自の持論を持ち寄ったりして意見交換を行ない、必要に応じて視察や勉強会を開催する連盟で、私も20近い議連に入っております。
マクロな議題を扱う本会議や委員会と異なり、テーマをしぼって議員同士で問題解決にむけた取組をするには最適の場であると思います。
しかし、上述したとおり、現在の会期日程は非常に短期間であるために、ほぼ毎日朝10時から5時まで本会議が開催されています。短い期間の間に本会議や委員会を汲々とつめこまざるを得ず、ゆっくりと議員連盟の会合を開く余裕がありません。
結果として、議会での旬な話題をじっくり解決に向けて話し合う場が作れず、ほとんどが知事提案で終わってしまうことになります。
ひとつの議会改革案として、まずはこの会期日程を増やすということがあります。
地方分権の現在、我々地方議会は立法機関としての機能をいよいよ高めていかねばならない時期に来ています。
たとえば本会議の日程を連日行なうのではなく、国会のように週に二日間の開催とすれば、残りの日に議連や党の勉強会を行って議論を重ねることができます。
もちろん、本会議自体の日数を減らすことはできません。そこで、会期日程そのものの延長が必要となるわけです。
たとえば三重県議会でも、先行して同様の改革論がされているようで、大変参考になります。これは回数を年に二回に減らし、会期日程をより長くするという協議案です。
市民の皆様の感覚から考えれば、議会のスタイルはあまりに旧態依然としています。議会活動をより活性化させ、市民と共にある議会にならねば、もはや地方議会の存在意義すら問われかねません。
あわせて今議会で地方議会議員の職務規定を地方自治法上で明確にすべきだという意見書を提出する予定です。
いよいよ議会改革が本格化してまいります。
昨日は午前が代表質問、午後一般質問で、途中休憩をはさみ6時間座りっぱなしの一日でありましたが、お昼に一期生で今後の議会改革についての会議を開きました。
7月の記事でも議会改革についての必要性を訴えておりましたが、地方の時代といわれる中での地方議会のあり方について真剣に議論を重ねていかねばならないと考えており、まずは一期生だけで意見交換の場を設けたのです。
以前書いたように、県議会は年に4回、合計80日程度しか開催されません。
定例県議会一回あたり約20日間の会期なのですが、この短い期間の中で連日朝から夕方までぎっしり本会議と委員会で埋め尽くされているのが現状です。
たとえば国会では、本会議は火曜日と金曜日に定例的に開催することになっています。それ以外の曜日には、委員会や党の会合、議員同士の会合が毎日数多く開かれています。
議員同士の会合の多くは、議員連盟と呼ばれる会合です。皆様にはあまり馴染みがないかも知れませんが、我々議員は、国会でも地方議会でもたくさんの議員連盟に所属しています。これは各種の目的のために自主的に結成する会であり、委員会などとは違って所属が義務づけられているものではありません。
専門家の方々を招いたり各自の持論を持ち寄ったりして意見交換を行ない、必要に応じて視察や勉強会を開催する連盟で、私も20近い議連に入っております。
マクロな議題を扱う本会議や委員会と異なり、テーマをしぼって議員同士で問題解決にむけた取組をするには最適の場であると思います。
しかし、上述したとおり、現在の会期日程は非常に短期間であるために、ほぼ毎日朝10時から5時まで本会議が開催されています。短い期間の間に本会議や委員会を汲々とつめこまざるを得ず、ゆっくりと議員連盟の会合を開く余裕がありません。
結果として、議会での旬な話題をじっくり解決に向けて話し合う場が作れず、ほとんどが知事提案で終わってしまうことになります。
ひとつの議会改革案として、まずはこの会期日程を増やすということがあります。
地方分権の現在、我々地方議会は立法機関としての機能をいよいよ高めていかねばならない時期に来ています。
たとえば本会議の日程を連日行なうのではなく、国会のように週に二日間の開催とすれば、残りの日に議連や党の勉強会を行って議論を重ねることができます。
もちろん、本会議自体の日数を減らすことはできません。そこで、会期日程そのものの延長が必要となるわけです。
たとえば三重県議会でも、先行して同様の改革論がされているようで、大変参考になります。これは回数を年に二回に減らし、会期日程をより長くするという協議案です。
市民の皆様の感覚から考えれば、議会のスタイルはあまりに旧態依然としています。議会活動をより活性化させ、市民と共にある議会にならねば、もはや地方議会の存在意義すら問われかねません。
あわせて今議会で地方議会議員の職務規定を地方自治法上で明確にすべきだという意見書を提出する予定です。
いよいよ議会改革が本格化してまいります。
猛暑が続いています。
連日の暑さで、熱中症を発症する方が相次いでいるようです。屋内にいても発症するケースもあるため、しっかり水分を補給するように気をつけたいものです。
記録的な酷暑だけに、大手コンビニエンスストアでは、ペットボトル飲料の売上げが前年比で二〜三割増加しているようです。
数年前、経済産業省が、循環型経済システムを構築するための基本的な考え方として、3Rの取組を始めました。
これは、従来のリサイクル対策を拡大して、Reduce(リデュース:廃棄物の発生抑制)、Reuse(リユース:再使用)、Recycle(リサイクル:再資源化)の3つのRを推進するものです。
みなさんも、身近なリサイクルとして、ペットボトルから蓋とラベルを外して燃えないゴミとして分別したあと、ボトル本体を洗ってつぶし、指定の回収ボックスに出す、という作業を日々行なっているのではないでしょうか。
本来の3R政策において、リサイクルは、リデュース・リユースの下位概念です。
まず第一に、リデュースです。製品の購入時に使用後の廃棄物の量を考慮し、環境負荷の低いものを選択することで、ごみそのものを少なくすることから始まります。
第二に、リユース。身の回りの製品を、出来る限り繰り返し利用して、廃棄物となるまでの期間をひきのばすことも重要です。
そして、最後にリサイクルとなり、リデュースとリユースに努めても出てしまった廃棄物を、もう一度資源として再利用していくための試みがこれにあたります。
つまり、循環型経済システムの構築にあたり、ペットボトルを例とするならば、まずはペットボトル製品を買わないことから始めるのが、本質的な意義を持ちます。極力購入を控えていきたいところではありますが、この猛暑ではやはり手がのびてしまうものです。また、コンビニエンスストアや自動販売機においても、飲料の殆どがペットボトル製品であり、それ以外の選択肢が非常に少ないというのが現実です。
そもそも、エコという言葉にごまかされてはいけません。「分別してリサイクルに出している」という思いによって、ペットボトルを大量に購入すること自体に疑問を感じなくなるのでは、本末転倒といえます。
「リサイクルは環境に良い」――ここに、言葉のトリックがあるように思います。リサイクルが行なわれるためには、そこにはリサイクル対象物があるわけで、大量消費されたペットボトルの存在がまずありきとなっている以上、リサイクルをエコであるとはいえない筈です。
リサイクルしたから環境に良いことをした、ということではなく、そもそも論としては、やはり上述したように、リサイクルしなくてはならないようなものを購入しないことこそが、環境負荷を減らすのです。
わが国のペットボトルの回収率は、2005年度で生産量の65.6%となっており、1997年の16.9%から比べて、飛躍的に伸びています。
国民一人一人が意識を高め、また自治体が回収の流れを整備したことにより、これだけの高回収率が実現されました。
しかし、回収するだけではまだリサイクルではなく、その後の再加工がなされてこそ循環型社会といえます。1995年に制定された容器包装リサイクル法により、法律上ではペットボトル再利用のための制度は整備されましたが、再加工の実態はどうなのでしょう。
残念ながら、回収率に関する詳細な数字データまでは公開されているのですが、その後のリサイクルについては、明確な数値は明かされていません。回収されたペットボトルの約40%が繊維として再利用されているというデータがあるかと思えば、90%以上が焼却処分されていて再加工はされていないというデータもあります。
昨年の毎日新聞において、「市町村がリサイクルを目的に集めたペットボトルが、最終的に中国に運ばれ、ぬいぐるみの中身の原料などに利用されている」という記事が出ました。有償でペットボトルを引き取る業者が介在し、買い取っているというのです。
資源の再利用という点では、問題のある話ではありません。しかし、国民の皆様がエコロジーを考えて丁寧に分別し、自治体が税金を使って回収したものが、有価物として取引される現状は、何処かおかしくはないでしょうか。
また、ペットボトルは、一度原料である樹脂の状態に戻してから再加工する必要があり、その過程で、資源とエネルギーを消費するという現実があります。リサイクル効率を今一度きちんと検討し、リサイクルすることが本当に資源の節約につながっているのかどうか、再考する必要もあるでしょう。
「環境にいい」「地球に優しい」という言葉が錦の御旗となり、リサイクルやエコロジーという分野が、触れてはならない聖域となりつつあるような危惧を感じます。
経済産業省の3R政策に基づいて税金が大量に使われている中、自治体と業者は潤っていき、国民は負担を強いられる一方なのです。
まずは、回収したものがその先どうなっているのかということを、きちんと公開していく必要があります。
私たちの日常の活動、そしてまた税金を使って回収された結果としてのリサイクル対象物であるのですから、回収して業者に渡したあとの現状を、明確に国民一人一人が知り得る状況を作ることが大切です。
いずれにしてもこの問題は非常に根が深く、だからこそきちんとした現状把握から入りたいものです。行政がデータを集計して公開できるような体制を整え、本当の3Rを実現できる社会を作っていきたいと考えます。
連日の暑さで、熱中症を発症する方が相次いでいるようです。屋内にいても発症するケースもあるため、しっかり水分を補給するように気をつけたいものです。
記録的な酷暑だけに、大手コンビニエンスストアでは、ペットボトル飲料の売上げが前年比で二〜三割増加しているようです。
数年前、経済産業省が、循環型経済システムを構築するための基本的な考え方として、3Rの取組を始めました。
これは、従来のリサイクル対策を拡大して、Reduce(リデュース:廃棄物の発生抑制)、Reuse(リユース:再使用)、Recycle(リサイクル:再資源化)の3つのRを推進するものです。
みなさんも、身近なリサイクルとして、ペットボトルから蓋とラベルを外して燃えないゴミとして分別したあと、ボトル本体を洗ってつぶし、指定の回収ボックスに出す、という作業を日々行なっているのではないでしょうか。
本来の3R政策において、リサイクルは、リデュース・リユースの下位概念です。
まず第一に、リデュースです。製品の購入時に使用後の廃棄物の量を考慮し、環境負荷の低いものを選択することで、ごみそのものを少なくすることから始まります。
第二に、リユース。身の回りの製品を、出来る限り繰り返し利用して、廃棄物となるまでの期間をひきのばすことも重要です。
そして、最後にリサイクルとなり、リデュースとリユースに努めても出てしまった廃棄物を、もう一度資源として再利用していくための試みがこれにあたります。
つまり、循環型経済システムの構築にあたり、ペットボトルを例とするならば、まずはペットボトル製品を買わないことから始めるのが、本質的な意義を持ちます。極力購入を控えていきたいところではありますが、この猛暑ではやはり手がのびてしまうものです。また、コンビニエンスストアや自動販売機においても、飲料の殆どがペットボトル製品であり、それ以外の選択肢が非常に少ないというのが現実です。
そもそも、エコという言葉にごまかされてはいけません。「分別してリサイクルに出している」という思いによって、ペットボトルを大量に購入すること自体に疑問を感じなくなるのでは、本末転倒といえます。
「リサイクルは環境に良い」――ここに、言葉のトリックがあるように思います。リサイクルが行なわれるためには、そこにはリサイクル対象物があるわけで、大量消費されたペットボトルの存在がまずありきとなっている以上、リサイクルをエコであるとはいえない筈です。
リサイクルしたから環境に良いことをした、ということではなく、そもそも論としては、やはり上述したように、リサイクルしなくてはならないようなものを購入しないことこそが、環境負荷を減らすのです。
わが国のペットボトルの回収率は、2005年度で生産量の65.6%となっており、1997年の16.9%から比べて、飛躍的に伸びています。
国民一人一人が意識を高め、また自治体が回収の流れを整備したことにより、これだけの高回収率が実現されました。
しかし、回収するだけではまだリサイクルではなく、その後の再加工がなされてこそ循環型社会といえます。1995年に制定された容器包装リサイクル法により、法律上ではペットボトル再利用のための制度は整備されましたが、再加工の実態はどうなのでしょう。
残念ながら、回収率に関する詳細な数字データまでは公開されているのですが、その後のリサイクルについては、明確な数値は明かされていません。回収されたペットボトルの約40%が繊維として再利用されているというデータがあるかと思えば、90%以上が焼却処分されていて再加工はされていないというデータもあります。
昨年の毎日新聞において、「市町村がリサイクルを目的に集めたペットボトルが、最終的に中国に運ばれ、ぬいぐるみの中身の原料などに利用されている」という記事が出ました。有償でペットボトルを引き取る業者が介在し、買い取っているというのです。
資源の再利用という点では、問題のある話ではありません。しかし、国民の皆様がエコロジーを考えて丁寧に分別し、自治体が税金を使って回収したものが、有価物として取引される現状は、何処かおかしくはないでしょうか。
また、ペットボトルは、一度原料である樹脂の状態に戻してから再加工する必要があり、その過程で、資源とエネルギーを消費するという現実があります。リサイクル効率を今一度きちんと検討し、リサイクルすることが本当に資源の節約につながっているのかどうか、再考する必要もあるでしょう。
「環境にいい」「地球に優しい」という言葉が錦の御旗となり、リサイクルやエコロジーという分野が、触れてはならない聖域となりつつあるような危惧を感じます。
経済産業省の3R政策に基づいて税金が大量に使われている中、自治体と業者は潤っていき、国民は負担を強いられる一方なのです。
まずは、回収したものがその先どうなっているのかということを、きちんと公開していく必要があります。
私たちの日常の活動、そしてまた税金を使って回収された結果としてのリサイクル対象物であるのですから、回収して業者に渡したあとの現状を、明確に国民一人一人が知り得る状況を作ることが大切です。
いずれにしてもこの問題は非常に根が深く、だからこそきちんとした現状把握から入りたいものです。行政がデータを集計して公開できるような体制を整え、本当の3Rを実現できる社会を作っていきたいと考えます。
先日、地元の納涼盆踊りで浴衣を着ました。足元涼しく、夏の夕方の風を感じることができ、これぞ正に日本のクールビズだ!と感じいった次第です。

県議会でもクールビズの導入がされました。議場でのノーネクタイと、議会棟での上着不要が認められています。六月議会から殆どの議員・職員がクールビズでの勤務でした。
そんな中、常にネクタイ着用で登院していた私です。決してクールビズに反対しているわけでも、極端に暑さに強いわけでもありません。
「服装の乱れは気持ちの乱れ」とはよく言ったもので、衣は心に通じるものが確かにあります。
私にとっては、ネクタイを締めることは、朝起きてから家を出るまでの中で徐々に気合を充填していくための、ひとつの儀式になります。
きちんとアイロン掛けされたワイシャツを身にまとい、ネクタイを締め、スーツに袖を通し、綺麗に磨いた靴をはく――この一連の行為は、自分自身に緊張感と活力を与える朝のおまじないなのです。
クールビズ自体を服装の乱れであると言いたいわけではありません。しかし、普段のスーツスタイルからネクタイを外しただけという、一見だらしなくすら見えてしまうスタイルのクールビズには、抵抗を感じてしまうのです。
今は、スーツ等の素材が多様化しています。麻や綿、新素材等の涼しいものもたくさんあり、今期はネクタイをした上でのクールビズがたくさん提案されています。
確かに、ネクタイをするのと胸元を開けるのとでは、体感する暑さが圧倒的に違います。しかし、我々議員は、炎天下で力仕事に精を出す業務ではなく、ある程度は空調の効いた部屋で過ごすのです。更に快適にするためにネクタイを外すというのは、少々おかしいように感じてしまいます。


県議会でもクールビズの導入がされました。議場でのノーネクタイと、議会棟での上着不要が認められています。六月議会から殆どの議員・職員がクールビズでの勤務でした。
そんな中、常にネクタイ着用で登院していた私です。決してクールビズに反対しているわけでも、極端に暑さに強いわけでもありません。
「服装の乱れは気持ちの乱れ」とはよく言ったもので、衣は心に通じるものが確かにあります。
私にとっては、ネクタイを締めることは、朝起きてから家を出るまでの中で徐々に気合を充填していくための、ひとつの儀式になります。
きちんとアイロン掛けされたワイシャツを身にまとい、ネクタイを締め、スーツに袖を通し、綺麗に磨いた靴をはく――この一連の行為は、自分自身に緊張感と活力を与える朝のおまじないなのです。
クールビズ自体を服装の乱れであると言いたいわけではありません。しかし、普段のスーツスタイルからネクタイを外しただけという、一見だらしなくすら見えてしまうスタイルのクールビズには、抵抗を感じてしまうのです。
今は、スーツ等の素材が多様化しています。麻や綿、新素材等の涼しいものもたくさんあり、今期はネクタイをした上でのクールビズがたくさん提案されています。
確かに、ネクタイをするのと胸元を開けるのとでは、体感する暑さが圧倒的に違います。しかし、我々議員は、炎天下で力仕事に精を出す業務ではなく、ある程度は空調の効いた部屋で過ごすのです。更に快適にするためにネクタイを外すというのは、少々おかしいように感じてしまいます。






