私たちの将来のために、今やるべきことを。
東葉高速鉄道の現状と課題
私たちの街、八千代を走る東葉高速鉄道は、現在一日あたり12万人の利用客があり、営業損益は約43億円の黒字を出しています。

東葉高速鉄道


しかし、3,316億円の長期債務がある中に、年間約62億円の利息を支払わねばなりません。
つまり、黒字を出していても、利息の支払いだけで全て終わってしまい、いつまで経っても負債が減らないのが現状です。
そこで、支援策として、八千代市・船橋市・千葉県・国などが財政支援をしています。

ところが、ここに大きな問題があるのです。八千代市の人口は、現在19万人弱、船橋市は58万人弱であるがゆえに、市民一人当たりの財政支援の負担額は、三倍の差があります。
各自治体のバランスを考えない不均衡な財政負担は、明らかに理不尽なものであると私は考えます。
多額な有利子負債の問題は、八千代市だけではなく、船橋市とともに自治体として統一した考えで望むべきです。また、平成28年までは財政支援すると決めたわけなのですから、県や国とともに話し合うべきでありましょう。しかるに、県政の中でしっかり訴えていかねばならない重要な問題といえます。

鉄道は、非常に重要なインフラです。破綻させるわけにはいきません。
東葉高速鉄道ができたことにより、人口が増加したという歴然たる事実がある以上、万が一にも鉄道輸送を廃止するようなことになったならば、他の輸送手段による代替輸送は不可能なのです。
現状、利払いだけで黒字が消えてしまい、元本が減らない中で、さらに今後、金利の上昇という不確定要素を考慮した場合、東葉高速鉄道の破綻は目に見えています。
そこで、負債の返済に関して、金融の議論をしていかねばならないと考えます。
負債をどう減らしていくかという点において、現状のように財政に一方的に頼られては、話は進みません。返済計画の条件変更等、きちんと金融議論をする余地があるのです。

財政支援があるから破綻しないであろう、という考え方は明らかに甘いのです。民間であれば、既に潰れていてもおかしくありません。
今後財政の圧迫をしないためにも、利息の支払いを延期し、まずは元金の返済にまわすというような案もあるべきでしょう。また、返済額を一時的に少なくすることも不可能ではないはずです。とにかく、元金の返済を先にすることで、これ以上の財政負担をかけないようにするのが、市民の皆様の大切な交通機関を守る道筋です。

また、運賃が高すぎるという声もよく聞こえてきます。
貴重なインフラを守るための苦肉の策とはいえ、確かに私も高額であると感じます。利便性を考えて、運賃をさげるための取り組みも必要となるでしょう。

まずは、東葉高速鉄道自身が、きちんと経営の自主努力をすべきです。財政という税金が投入されている以上は、天下りでのうのうとしているべきではないのです。
その上で、これ以上の財政負担をさせず、上述したように、各自治体のバランスを考えた公平な財政負担への是正を訴えていきたいと考えます。
コメント
この記事へのコメント
東葉高速鉄道に対しても市民運動が必要か?
かなり古い記事へのコメントで失礼いたします。

私のサイトでたぶん指摘していると思うのですが、最近の東葉高速鉄道は税金を財源とした支援金を使って増発をしているにもかかわらず、それらは後続の電車に途中で抜かされるなど通勤にほとんど使えません。

逆に、本当に必要な(待ち時間が長い)ところは増発しないどころかさらに待ち時間が増えており、だんだん不便になっているように思います。

よく比較される北総線には市民運動の団体がありますが、東葉高速にそういう団体があるという話は聞いたことがありません。

沿線住民の払った税金を使って逆に沿線住民を不便にし(ていると思われ)、県や市はさらに税金を投入するのですから、東葉高速鉄道に対しても市民運動が必要なのかもしれません。(運賃の値下げを目的とするかどうかは別にして)
2008/01/21(月) 00:06:29 | URL | 《第一声》 #c0MeG1Bg[ 編集]
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